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ソルベイ、脊椎インプラント用複合材にPEEKを提供(海外情報)

11月10日、特殊ポリマーの世界的サプライヤーであるソルベイは、医療機器メーカーの米DiFusion Technologies社が、脊椎インプラント用のZFUZE骨伝導性PEEK複合材のベースポリマーとして、Zeniva(r) ZA-500ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)を採用したと発表した。

ByMedtec Japan編集部

DiFusion社による最新の試験では、この新しい複合材により、骨インプラント表面全体で広範囲にわたる新たな骨形成が見られた。この結果は、このほど米国オーランドで開催された北米脊椎外科学会(NASS 2017)で発表された。

PEEKは、弾性が骨に類似し、またその放射線透過性によってX線による可視化も容易であることから、脊椎インプラントにおいてチタニウムの代替になり得る。またPEEKは不活性であり、人体組織との反応を引き起こさない。この特性が生体適合性を示す一方、PEEKそのものが骨の成長を促進することもない。DiFusion社は、マイナスに電荷を帯びたゼオライトをソルベイのZeniva(r)PEEKにコンパウンドすることで、この問題を解決した。

センサや通信技術を生かした看護教育・福祉デバイス

岩手県立大学では看護学部とソフトウェア情報学部の連携により現場の声を生かした演習機器開発に取り組んでいる。今回、「メディカルクリエーションふくしま2017」(10/25~26@ビッグパレットふくしま)にて開発品を展示した。

By:Medtec Japan編集部

聴診技術を向上させる演習システム(右写真)は、聴診器と体表をセンシングするMicrosoft KINECTと専用ソフトウェアからなる。

インテュイティブサージカルの新たな胸部外科用ロボット(海外情報)

インテュイティブサージカルのフレキシブル・ロボティクスにより肺組織の採取が安全に行えることが最初の臨床研究で明らかになった。

By:Kristopher Sturgis(オリジナルの英文記事はこちら

米FDAに認可されたTransEnterixの手術ロボット(海外情報)

米TransEnterix社製の手術ロボットが昨年(2016年)のいくつかの挫折を経て、ついにFDAの認可を得た。

ByAmanda Pedersen(オリジナルの英文記事はこちら

マイクロフィルターによる癌診断デバイス

熊本大学ではマイクロフィルターを用いた簡便な癌診断デバイスを開発している。研究内容を「イノベーション・ジャパン2017」(8/31~9/1@東京ビッグサイト)で展示した。

By:Medtec Japan編集部

ターゲットとなるのは、がん患者の血液中にわずかに存在する循環腫瘍細胞(CTC)だ。CTCからがん診断を行う試みはさまざまに研究されているが、抗体を使用する検査では抗体や装置が高価であり、抗体に結合する物質を観察する手間がかかるといった課題がある。

これに対して、同大大学院先端科学研究部精密システム分野准教授の中島雄太氏のグループは独自開発のマイクロフィルターを用いた簡便で安価な方法を目指している。採血した血液をマイクロフィルターに通すことでCTCを捕捉する方法だ。

アボット、日本初のカテーテルによる僧帽弁閉鎖不全症治療システムの承認取得

11月6日、アボットは、心臓の僧帽弁が完全に閉じないために心臓の血液が逆流する進行性の心臓病である僧帽弁閉鎖不全症(MR)の治療を目的としたMitraClip®NTシステム(販売名:MitraClip NTシステム、医療機器承認番号:22900BZX00358000)(右写真)が、厚生労働省より製造販売承認されたと発表した。

By:Medtec Japan編集部

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