2017年11月20日、一般社団法人日本医療機器産業連合会(医機連)は第5回メディアセミナーを開催。日本の医療機器産業の集積地である東京都文京区本郷地区における「メディカルヒルズ本郷®」や、行政・規制当局に向けた最近の産業界としての取り組みを紹介した。

ByMedtec Japan編集部

まず医機連の渡部眞也氏より挨拶があり、2018年の診療報酬改定を控えステークホルダー間の議論が活発化しているなかで、医機連としても発信や提案を続けていきたいとメディアセミナー開催のねらいを述べた。

続いて医機連の会員団体でもある商工組合日本医療機器協会の今村清理事長が、協会の紹介と同会が本郷を拠点に行っている医工連携の取り組みについて紹介した。

音声認識技術を病院と家庭でどのように活用できるか、また今後医療従事者がどのようにこの技術を活用できるようになるか、デジタル・ヘルスのエキスパートが語った。

ByMarie Thibault(オリジナルの英文記事はこちら

医療分野に特化したIoT研究を学際的に推進する一般社団法人IoMT学会は、2017年12月9日(土)に年次学術総会として「第2回IoMTサミット」を開催した。テーマは「医療におけるデジタルユビキティへの変革」。前回(関連記事)に続いて医療×IoTによる新しい医療の可能性を凝縮したイベントとなった。

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12月12日、テルモ株式会社は、病棟で測定した血糖値を電子カルテに自動転送ができるグルコース分析装置「メディセーフフィットプロⅡ」と専用の測定チップ「メディセーフフィットプロチップ」を12月13日から全国の医療機関に向けて販売すると発表した。両製品で2018年度に約3億円の売上を目指すという。

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メディセーフフィットプロⅡは、従来品の機能を引き継ぎ、使用する医療従事者と患者の認証を行い、血糖値を測定日時とあわせて本体に記録することができる。新たに、テルモ独自の測定チップのフィルター構造とグルコース分析装置のフォトセンサの技術によって、測定精度をさらに高めた1。また、病棟で使用する医療従事者の安全と使い勝手を追求し、小型・軽量化とともに、シンプルなボタン操作によって、片手での操作性や携帯性の向上を図っている2

立山科学グループ(本社:富山市)は超短波治療器i-Booster®を開発し、今年6月から管理医療機器(クラスⅡ)として販売を開始している(下写真)。

11月28日、大阪大学とパナソニック株式会社は、直径1.8mmでありながら約48万画素相当の高画質で血管内における前方視を可能にする世界初の“イメージセンサー先端搭載型血管内視鏡カテーテル”の実用化に成功したと発表した。

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現在、血管内治療に用いられる血管内観察用医療機器として、超音波(IVUS)や光干渉断層法(OCT)があり、これらの機器はモノクローム(単色)での血管断面の観察を得意とする。一方で、臨床現場では、リアルタイムに前方の状況を見ながら治療したいというニーズがあった。

今回開発した血管内視鏡カテーテルは、先端にイメージセンサーを搭載することにより、フルカラーで血管の前方方向を観察することを可能にした。この血管内視鏡カテーテルの実用化には、血管の中に挿入する細い筒状のカテーテルの先端に、更に小さなイメージセンサーを実装する精密加工技術と、これらを制御し高画質画像を構成する技術が必要だった。

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