DDS加圧式定量噴霧吸入器(MDI)キャニスタ用プラズマベース表面処理が、キャニスタ内壁におけるドラッグ沈着を防ぐことがわかった。英国Presspart社が開発したプラズマ・コーティング処理法では、薬物安定性も確保できるこという。MDI製品において、キャニタ表面に付着する薬の活性成分は長年の課題だったが、プラズマ技術を利用することでMDIキャニスタの表面エネルギー性能が改善され、沈着防止にもつながるという。また、アルミニウム基板との相互作用が製品劣化や寿命の短縮化を引きおこしがちなフォーミュレーション上の安定性の改善にもつながるという。

ノースウエスタン大学の研究者らがナノ構造の新形態を発見。食用に適した多孔質結晶は、金属-有機構造体(MOFs)の一つとして医療用途への応用が期待される。「塩がまぶしてあるクラッカーの味に似ており、パリっとした淡泊な味だが、出発原料の全てが無毒で、再生可能資源、かつ入手も容易という点が魅力」とノースウエスタン大学のRonald A. Smaldone博士研究員。金属-有機構造体(MOFs)は秩序だった格子状の結晶。格子ノードは金属(銅、亜鉛、ニッケルまたはコバルト)で、有機分子でノードが結合されている。高い比表面積と高い有孔率により、MOFsはその内部に水素や二酸化炭素などのガスを格納できるため、多くの技術者・研究者の研究対象となっている。本研究の詳細は、ノースウエスタン大学のHPをご覧下さい。

ケースウエスタンリザーブ大学Michael Jenkins氏)

赤外線ファイバーレーザーをうずらの胚に送信。(写真提供:ケースウエスタンリザーブ大学Michael Jenkins氏)

NCSA骨に似た弾性を持つ”金属発泡材”が、チタニウムなど硬質のインプラント材料から生じる骨の拒絶反応を回避できるような生体適合性インプラントの開発につながる可能性がでてきた。ノースカロライナ州立大学(http:// www.ncsu.edu)の研究者らが、鉄鋼(100%)あるいは鉄鋼とアルミニウムの組み合わせで製造できる、固体アルミニウムより軽い金属発泡材を開発した。 本研究結果によると、今回開発された新しい複合発泡材は、高エネルギー吸収能力と軽量さに加え、発泡材の”縦弾性係数”が骨のそれと類似しているという。

RTP-Prosthetic-Fingers-Photo-2Partial Hand Solutions社のMatthew Mikosz社長は、多くの米国帰還兵が手や指に負傷しているのを見て、装着者ができるだけ自然に感じ、操作しやすい義指の開発を決断。特注合成物メーカーRTP Co社から材料開発の支援を受け、"M-Fingers"デバイスの試作品を作った。

Oxfordオックスフォード大学の生物医学工学者と心臓内科医のチームは、患者の身体のさまざまな場所に超音波振動子を設置し、そこから得られる立体データを融合させる方法を見出し、JACC Cardiovascular Imaging誌で発表した。 予備実験としてこの方法を32名に試した結果、心臓の画質として「良い・まあまあ良い」レベルのものを、既存の方法では70%程度しか得られないところを96%まで確保できることに成功したという。

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