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イメージセンサー先端搭載の血管内視鏡カテーテルを開発

11月28日、大阪大学とパナソニック株式会社は、直径1.8mmでありながら約48万画素相当の高画質で血管内における前方視を可能にする世界初の“イメージセンサー先端搭載型血管内視鏡カテーテル”の実用化に成功したと発表した。

ByMedtec Japan編集部

現在、血管内治療に用いられる血管内観察用医療機器として、超音波(IVUS)や光干渉断層法(OCT)があり、これらの機器はモノクローム(単色)での血管断面の観察を得意とする。一方で、臨床現場では、リアルタイムに前方の状況を見ながら治療したいというニーズがあった。

今回開発した血管内視鏡カテーテルは、先端にイメージセンサーを搭載することにより、フルカラーで血管の前方方向を観察することを可能にした。この血管内視鏡カテーテルの実用化には、血管の中に挿入する細い筒状のカテーテルの先端に、更に小さなイメージセンサーを実装する精密加工技術と、これらを制御し高画質画像を構成する技術が必要だった。

ウイルス安全性評価試験を国内で

RIAS施設外観

第7回 Medtecイノベーション大賞、募集開始!!

医療機器の製造・設計において優れた成果をあげた企業を表彰する「Medtecイノベーション大賞」(略称「Medtec大賞」)の応募受付が2017年12月12日スタートする。

最終選考はMedtec Japan 2018展示会初日の2018年4月18日(水)に東京ビッグサイトで行われ、最終選考に残った各企業のプレゼンの後、大賞企業と選考結果が多くの業界・マスコミ関係者の前で発表される(前回の様子前回の大賞受賞企業)。

バリエーションを増やしたユニークな多孔質炭素材料

高機能分野に特化したカーボン材料を提供する東洋炭素株式会社(本社:大阪市)では、独自開発のカーボン材料である多孔質炭素“CNovelTM(クノーベルTM)”のバリエーションを増やし、医療やバイオサイエンスを含む多分野への提案を行っている。

ByMedtec Japan編集部

クノーベルTMは、従来の多孔質材料に見られない構造を有するカーボン材料。特に、独自の技術により制御したメソ孔が構造内に多く存在し、メソ孔同士が繋がった「連通孔」と呼ばれる構造を特長とする。

これらにより、

1.様々な用途に最適な細孔のサイズ、容積を提供可能:細孔・構造設計の自由度が非常に高い製法を用いており、従来の多孔質材料にはない機能賦与を任意に制御することができる
2.吸脱着、分極などの応答性能に非常に優れる:連通孔が細孔内部への物質の内部拡散を促進
3.化学的な反応性を変えることが可能:表面の化学的種や官能基を制御できる製法かつ構造体

被検者の特性によるばらつきを抑える新技術を搭載した3テスラMRI装置

11月27日、シーメンスヘルスケア株式会社は、新型オープンボア3T(テスラ)MRI装置「MAGNETOM Vida(マグネトム ヴィーダ)」(右写真)の国内販売を開始したと発表した。

ByMedtec Japan編集部

MAGNETOM Vidaは新しい技術コンセプトであるBioMatrix Technology(バイオマトリックス テクノロジー)を搭載した新しい3T MRI装置。

LPixel、人工知能を活用した医療画像診断支援技術を発表

11月24日、ライフサイエンス領域の画像解析を手がける東大発ベンチャーのエルピクセル株式会社(LPixel)は、人工知能を活用した医療画像診断支援技術「EIRL(エイル)」を発表した。

ByMedtec Japan編集部

同社ではEIRLを活用して脳MRI、胸部X線、乳腺MRI、大腸内視鏡、病理などの医療画像診断支援技術の研究開発を進めており、10のテーマを公開した。EIRLには、(1)医師のダブルチェック・トリプルチェックによって品質が担保された学習データを使用、(2)学習データが少なくても効率的・高精度に学習する独自技術を活用、(3)主要な画像診断装置および撮影プロトコルで撮影した医療画像に対応、(4)PACSシステムと連携可能、など4つの特徴があり、医療画像診断の効率化を促進し、診断医の画像診断をサポートすることを目指す。

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