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GEヘルスケア・ジャパン、ポケットに入る超音波診断装置を新発売

GEヘルスケア・ジャパン、ポケットに入る超音波診断装置を新発売

ByMedtec Japan編集部

GEヘルスケア・ジャパンは、ポケットに入る超音波診断装置「Vscan(ヴィースキャン)」シリーズの最新モデルとして、プライマリ・ケアのニーズに応え、医療の質とアクセスを向上させる新機能を搭載した「Vscan Extend(ヴィースキャン エクステンド)」を7月7日から販売開始すると発表した。

ポケットに入るコンパクトな超音波診断装置Vscanシリーズは2010年の発売以来、日本国内の販売実績は5,200台を超えている(2017年4月現在)。

今回発売となる新製品の「Vscan Extend」は、プライマリ・ケアにおけるVscanの活用シーンにさらにフォーカスした新機能を装備している。ディスプレイには5インチ液晶を採用(従来は3.5インチ)。プライマリ・ケアに求められる高い可搬性を維持しながら、診断時に重要な視認性を向上させた。また、スマートフォンと同じくタッチスクリーンによる操作となり、直感的な操作を実現。加えて装置の起動時間も最短1秒と高速化し、早期の診断が求められるシーンにおいてより迅速な患者へのアクセスを可能にする。さらに新機能としてWi-Fiにも対応。これによりDICOM規格によるサーバーへの画像転送はもちろんCloudを活用した画像共有も可能となる。このように、「Vscan Extend」は、プライマリ・ケアにおけるさまざまな専門分野の医師間はもちろん、多職種や多施設の連携にも活用できるポケット型超音波診断装置だ。

Vscan Extendの主な特徴

5インチの液晶ディスプレイで視認性および操作性が向上
従来モデルの3.5インチから5インチ(約12.7cm)に大型化した液晶ディスプレイを搭載。これにより視認性が向上し、画像の観察が容易となった。さらに、タッチスクリーン方式を採用することで、スマートフォン同様に直感的な操作を実現している。本体サイズは168mm(縦)×76mm(横)×22 mm(奥行き)、重さは441g(プローブを含む)と軽量で、白衣のポケットに入れて簡易に携帯できるコンパクトさを有している。

素早いアクセスを可能とする高速起動
装置の起動時間は最速1秒で可能となる。これにより早期の診断が求められるシーンにおいて、患者へのアクセスを向上することが可能。

:主電源を切らずに装置が待機状態となった場合、10分以内の待機時間では1秒で起動。待機時間が3時間未満の場合は5~7秒、3時間以上の場合は45秒で起動。

診断をサポートするアプリケーション
「Vscan Extend」は診断の幅を広げるアプリケーションを標準搭載している。残尿の感覚がない、あるいは薄れている患者を診察することも多いプライマリ・ケアの領域で広く求められる残尿量の計測アプリケーションは、半自動的に残尿量の体積を計測可能。また、高齢者に多い心不全や肺炎を鑑別するために重要度が増している肺エコーの診断をレポートする機能(診断結果を肺全体の画像で目視的に表示)も搭載している。将来的にはアプリケーションの拡張も可能となる予定。

Wi-Fi DICOMCloudで画像の共有が可能**
Wi-Fi対応が可能となった。これによりDICOM規格の画像データをWi-Fiを経由してサーバーへ転送することが可能になった。また、Cloudサービスにも対応するために簡便的に画像を共有することができる。現在の医療環境で求められている他施設および他職種の連携についても、画像の共有を行うことで簡便に行えるようになる。

**:Cloudサービスは 2017年 9月以降に提供予定

好評の2 in 1方式プローブを搭載(リニア型/セクタ型)
「Vscan Dual Probe」(2014年6月発売)で採用した2 in 1方式プローブを装備。深部臓器用と表在臓器用の2本が必要なプローブを1本にまとめ、診察中のプローブの置き換え、付け替えの手間を省くことができる。このプローブ1本で心臓や腹部はもちろん表在血管や甲状腺、肺エコー(気胸)など、さまざまな領域について、高画質画像で描出する。

製品概要

製品名:汎用超音波画像診断装置Vscan Extend
発売日:2017年7月7日(金)
本体サイズ:168mm(縦)x76mm(横)x 22 mm(奥行き)
画面サイズ:5インチ
重量:441g(プローブを含む)
バッテリー持続時間:60分
保存・記録:装置本体、パソコン、DICOMサーバー、Cloud
希望小売価格:98万円(税抜)
初年度国内販売目標:1,000台
医療機器認証番号:第229ABBZX00030000号

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