MEDTEC Online

高信頼性ニッケル水素電池、センサービーコン、ノイズ評価装置ほか

高信頼性ニッケル水素電池、センサービーコン、ノイズ評価装置ほか

薄形リチウム電池

富士通系の電池・電子部品メーカー大手のFDK株式会社は、MEDTEC Japanに初出展し、医療機器向けに高信頼性の各種電池や電子部品を多数紹介する。

同社製のリチウム電池は、自己放電率が小さく長寿命な筒形電池がAED(自動体外式除細動器)に使用されているほか、コイン形電池も体温計やヘルスケア機器に使用されているなど、さまざまな医療機器で既に使われている。一方、今後これらの機器の薄型化に貢献が期待されるのが、0.42mmという革新的な薄さを実現した薄形リチウム電池だ。台湾ではプリペイド式電子マネーにも搭載されており、ウェアラブル機器、診察カードなどでの利用も可能だ。

薄形リチウム電池を使ったセンサービーコンは、人への装着やモノへの設置場所が気にならないサイズに仕上げており、内蔵した各種センサーにより動態

ニッケル水素電池

(移動、停止など)の情報収集が可能な上に、一般的なスマートデバイスへの送受信が可能なため、患者が設定距離から離れたり、徘徊したり、転倒などした際にアラームを発報する。ロガー(監視システムソリューション)の開発も支援している。その他にも、同社はモバイル機器に最適な小型で薄く高性能な積層チップパワーインダクタや、高度なフェライト素材技術を駆使したコイル製品、電源、ノイズ対策シートやケーブルなども出展する。

蓄電システムFPSS

同社のニッケル水素電池も、開発から製造まで全て国内でおこなっており、その高い品質への信頼性が買われて、生体モニター機器や輸液ポンプ、電動車椅子など医療機器向けに20年以上の実績を誇っている。高い安全性、長寿命、広い使用温度範囲、大電流放電も可能なことから、今後拡大する介護ロボット用途など様々な機器へ適用が可能である。さらに、同社独自の技術により電池寿命の判別が可能なことも大きな特長だ。信頼性が要求される医療機器にとっては、大変有効な特長を持っている。

また、同社のニッケル水素蓄電システムFPSSシリーズは、自家発電を持たない病院向けの非常用電源として活躍している。

近傍界測定システム

「医療用冷蔵庫に保管してあるワクチンを、突然の停電などのリスクから守れる」(同社ニッケル水素電池事業部企画戦略統括部の秦勝幸企画部長)ほか、電子カルテを保管しているナースステーションなどで、電源確保のバックアップとしても活用できる。

「コンパクトな蓄電システムとして場所を取らないにもかかわらず、電力喪失時にパソコン8〜10台分を1日稼働させられる」(同社国内営業部の新井均本部長代理)という。

MEDTECJapan開催初日の4月22日(水)午前11:10より東6ホールにて、FDKシステム電池事業部ビジネス推進部の林智幸 拡販担当部長らが、最新技術フォーラムで「医療機器の求める高い安全性を実現するニッケル水素蓄電池製品」と「実装基板上から発生するノイズ源を高精度に測定・評価しノイズを可視化できる同社の近傍界測定システム」などについても詳しい解説をする予定だ。


FDK株式会社

www.fdk.co.jp

ブース番号:3504

カテゴリー: