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帝人ファーマ、うつ病に対する磁気刺激治療装置の国内販売権取得

帝人ファーマ、うつ病に対する磁気刺激治療装置の国内販売権取得

10月16日、帝人ファーマ株式会社は、米国の医療機器メーカーであるNeuronetics,Inc.より、うつ病の治療装置である「NeuroStar TMS治療装置」の日本における独占販売権を取得したと発表した。

By:Medtec Japan編集部

抗うつ剤治療では効果が不十分なうつ病に対して、主に作用機序の異なる薬剤を併用する増強療法や、頭部に電流を流す「電気けいれん療法」などが用いられるが、有効性が高い反面、副作用のリスクが少なくないことから、より安全性の高い治療法のニーズが高まっている。

NeuroStarは、Neuronetics社が開発したrTMS(反復経頭蓋磁気刺激)装置で、2008年に米国でうつ病治療機器として初めてFDAの承認を受けて以来、約10年の治療実績がある。

日本においても、今年9月に国内で初めて、成人のうつ病患者(既存の抗うつ剤治療で十分な効果が認められない場合に限る)に対するrTMD治療装置として承認を取得している。

本装置は、頭部に当てた磁気コイルから非侵襲的に「左背外側前頭前野」に磁気刺激を与える。この刺激が脳内に電流を誘導し、神経伝達物質の放出を促すことで脳内を活性化させ、うつ症状の軽減や消失をもたらすことが期待されている。

帝人ファーマは、2018年度中に医療機関に向けてNeuroStarの販売開始を目指すという。

(帝人株式会社のリリースより)

 

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