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医療機器や検査装置向け免震システム

医療機器や検査装置向け免震システム

病院のBCP(事業継続計画)や重要な検体、薬品類の保護を考えるにあたり地震対策は非常に重要である。THK株式会社は「JACLaS EXPO 2017 臨床検査機器・試薬・システム展示会」(9月21日~23日@パシフィコ横浜)で医療機器、検査装置向けにモジュール型の免震システムを展示した。

ByMedtec Japan編集部

今回同社は、大地震の揺れを再現し、免震システムの効果を体験できる免震体験車を出動させデモを実施。希望者に東日本大震災の震度とそれに対する同社の免震システムの効果を実際に体験できるようにした(右写真)。

体験してみるとテーブルの手すりに握った手も思わず離れてしまうような強烈な揺れを実感。免震システムを入れるとヨコ揺れ成分が非常に弱まり、タテ揺れ成分だけになることがよくわかった。

液体の入ったビンを並べた棚の下に免震システムを敷くと、ビンの中の液体が揺れるのが抑えられ、液体がこぼれることもビンが倒れることもない(左写真)。また、インキュベーターとの組み合わせも展示した。

 

免震システムのベースは、同社の直動システムをクロスして組み合わせたもの(右写真)。免震したいものの大きさや形に合わせて提案できる。大型の血液検査、生化学検査、免疫検査機器や透析装置、院内サーバーなどで実績がある。また、免震構造を採用する病院が増えているなかで、同社の免震システムを使って建物の一部を免震化する事例もある。

「実際に大地震の揺れを体験しないと危機感が生まれません」と同社担当者談。検査機器が大型化、複雑化するなかで、災害時にこそ医療の継続が重要という思いや期待に応えるソリューションになっている。

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