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医療者のための「関連論文検索AI」が実用化

医療者のための「関連論文検索AI」が実用化

By:Medtec Japan編集部

8月8日、臨床課題解決のための医療者向けサービス「ヒポクラ(2016年12月に「ヒフミル」から名称変更)」を提供する株式会社エクスメディオは、「関連論文検索AI」をヒポクラの新機能としてリリースしたと発表した。

同社では臨床課題を解決するAIの研究開発に注力してきたが、その適用例として、医療者の持つ課題に合わせて2,000万本以上ある膨大な医療論文から適切な論文を検索する「関連論文検索AI」の開発を進めてきた(関連記事)。

従来の論文検索エンジンでは、特徴となるいくつかの検索ワードを挙げることで論文を検索していたが、同社の「関連論文検索AI」では、与えられた一定量の文章から、特徴となる検索ワードの自動抽出や類似文のマッチングを行い、医師の疑問に対して関連性の高い論文を提示する。

リリースに先駆けたチーム内の医師によるテストでも、入力された症状から、希少で日本語の報告も少なく見逃されやすいポンペ病の論文を提示したことで、専門医への紹介に繋がり、迅速に治療方針を立てることができたという実例がある。

「関連論文検索AI」は、7月にリリースした論文翻訳機能とも融合しており、これらにより日本人の医師が世界中の論文を日本語で検索し、かつ最適な論文を日本語で提示することが可能となった。

また、検索データやマッチ度を再学習させることで検索エンジンはより成長し、同時に個々の医師の医療における興味も把握していくことができる仕組みだという。

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