エクスメディオ、医療者向け「関連論文検索AI」を開発

ByMedtec Japan編集部

5月22日、臨床課題解決のための医療者向けサービス「ヒポクラ」(2016年12月に「ヒフミル」から名称変更)を提供する株式会社エクスメディオ(本社:高知市)は、医療者の質問内容をもとに膨大な医療論文から適切な論文を提示する「関連論文検索AI」を開発したと発表した。

この開発により、医療者が論文検索にかけていた時間を大幅に減らし、診療に従事できる時間を増やすことに貢献するという。

医療者は複雑な臨床疑問に直面した時、より新しく、より網羅的な情報を得るために文献検索を行うが、検索方法としては、医学・生物学分野の無料学術検索エンジン「PubMed」(https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/)が広く用いられている。膨大な数の登録文献の中から求める文献にたどり着くには、多大な労力と時間を要すことが課題となっている。

エクスメディオは以前よりAIの研究開発に注力しており、総務省ICTイノベーション創出チャレンジプログラム採択(テーマ:画像及び問診データによる皮膚科疾患識別技術)や経産省・IoT推進ラボ「IoT Lab Selection」審査員特別賞受賞(テーマ:画像及び問診データによる眼科疾患識別技術)などを通して「医療×IoT・AI」領域で認知されている。また開発した技術を「ヒポクラ」内で提供している。

今回開発している「関連論文検索AI」は、医療者が論文検索に要する時間を削減し、臨床や研究自体により多くの時間を費やすことを可能にする。エクスメディオでは今後、このAIを「ヒポクラ」内に搭載してユーザに提供していく準備を進めており、ヒポクラユーザはスマートフォンやタブレット、PCでこの機能を利用することができるようになる。「ヒポクラ」内での一般公開は今夏を予定しているという。

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