MEDTEC Online

長寿命バッテリーを搭載し、ペーシングの改善を提案するCRT-D

長寿命バッテリーを搭載し、ペーシングの改善を提案するCRT-D

ByMedtec Japan編集部

販売名:RESONATE CRT-Dシリーズ
(医療機器承認番号:22900BZX00087000)
販売名:アキュイティ X4
(医療機器承認番号:22600BZX00341000)

5月19日、ボストン・サイエンティフィック・ジャパン株式会社は両室ペーシング機能付き植込み型除細動器 RESONATE™ X4 CRT-Dを新発売した。

本製品は、英国国立医療技術評価機構(NICE)により長寿命であることから使用を推奨された同社製ENDURALIFE™バッテリーを搭載しているほか、ペーシングを行う「部位」「タイミング」そして「どのように管理するか」という点で医療現場に新たな提案を行い、治療効果の向上と再入院リスクの低減を目指している。

ペーシングを行う「部位」に関して、本製品は最遅延部位(RVS-LVS間隔)の測定値を提供し、より適切なペーシング設定に寄与することが期待される。また、リードの位置については「心尖部が好ましくない」という解析結果があるが、本製品と併用可能なACUITY™ X4リードはベーサルペーシングが可能なリードデザインであることが示されている。

ペーシングを行う「タイミング」に関しては、心収縮力を最大化できる最適なアルゴリズムによりポンプ機能を適正化することができる。

「どのように管理するか」に関しては、睡眠時の患者の体位の角度をモニタリングすることにより、発作性夜間呼吸困難の症状、また胸郭インピーダンスのモニタリングによる肺水腫の症状など、複数のデバイスから収集した生体情報をアップデートし、心不全の早期介入に役立つデータを示すことができる。

順天堂大学医学部附属浦安病院循環器内科教授、中里祐二医師のコメント

「心不全の患者さんはそれぞれ背景が異なります。CRT-Dによる治療を行なう上でも、個々の患者さんの状況に適したペーシングが必要となります。RESONATE™ X4 CRT-Dは、ペーシングを行うに当たって、最遅延部位を測定できること、心収縮力を最大化できる最適なアルゴリズムによりポンプ機能を適正化できることに加え、これまで以上に患者さんの病態を詳細に把握できるという点で、治療効果の向上に期待が持てます。また、これらの機能を支えるバッテリーの長寿命化も、患者さんのみならず医療従事者にとっても望ましいものと考えられます。」

カテゴリー: