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東鋼、乳癌の最適な切除を支援する器械を展示

東鋼、乳癌の最適な切除を支援する器械を展示

ByMedtec Japan編集部

機械加工用の切削工具や医療機器を手がける株式会社東鋼(本社:文京区)は、Medtec Japan 2017で乳癌腫瘍切除器械を展示した。

閉じた状態 開いた状態 3サイズを用意

乳癌の手術を行う臨床現場では、乳房の腫瘍を切除する際に切除部分が把持しにくい、そのために、切除範囲が大きくなりすぎてしまう、あるいは切除しきれない部分が残る、手術時間がかかるといった課題があった。

同社では、この課題を受けて、切除部分を的確につかむことができる器械を開発した。皮膚の切開部位から挿入する際はたたんでおり、腫瘍をつかむ際に広がって的確な切離範囲で組織を把持できる。輪型で把持するため腫瘍中心部が触診可能だ。この器械を使うことにより、手術は組織を把持、電気メスで切離の2ステップとなり手術時間を短縮することができる。また、ガイドに沿って垂直に組織を切離するため正確な病理断端検索に寄与するという。様々な腫瘍サイズに対応できるよう、先端径が50mm、60mm、70mmの3タイプを用意している。

開発にあたっては山口大学医学部附属病院乳腺・内分泌腺外科の山本滋氏の監修を受けた。正確な手術や手術時間の短縮を求める医療者のニーズに応えるとともに、必要最小限の切除により患者にもメリットをもたらすことができる。

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