フィリップスの新しい血管撮影装置プラットフォーム

ByMedtec Japan編集部

フィリップス エレクトロニクス ジャパンは虚血性心疾患等のカテーテル治療時に使用される血管撮影装置の新世代プラットフォーム「Azurion(アズリオン)」の販売を3月22日より開始した。また、システム本体一式をITEM 2017 国際医用画像総合展(4/14~16@パシフィコ横浜)にて展示した(右写真)。

被ばく低減と高画質を両立した同社のClarity IQテクノロジーに加え、新たに開発した運用システム「コネクトOS」により、他社の周辺機器も含めたカテ室内の機器情報を1つのパネルで表示し、直感的に操作することが可能だ。また、画像撮影中も操作室で別の作業ができるため、今までできなかった並行作業を実現し、手技時間を削減する。

さらに、手技の事前準備もワンタッチで行えるため、今までは医師や治療目的ごとに設定していた準備時間を短縮するだけでなく、セットアップ段階でのエラーリスクも低減する。これにより、医療従事者の作業負担を減らすだけでなく、時間短縮によってより多くの患者が治療を受けられるようになる。

希望販売価格は4億円(税込、仕様により異なる)、国内初年度の販売台数は約20台を見込んでいる。

Azurion」の主な特長

フィリップスが新たに開発した運用システム「コネクトOS」により、カテ室内の様々な機器をリアルタイムに統合し、医療従事者のワークフローを改善する。

1. 独自のユーザーインターフェース

FlexVision Pro / フレックスビジョン プロ
アプリケーションや他社周辺機器の操作を統合し、テーブルサイドであらゆる操作が可能だ。操作はマウスおよびタッチスクリーンモジュールで操作可能。

タッチスクリーンモジュールプロ
タブレット端末を使うように、直感的に指先での操作が可能。

2. 検査室のパフォーマンスの最適化

インスタントパラレルワーキング
検査室、操作室でのマルチタスク処理が行える。術者、コメディカルスタッフがお互いの作業を中断させることなく、独立して操作が可能。これにより、治療の質を損なうことなく、スループットの向上と検査効率の向上につながる。

プロシージャーカード
ルーチンの手技から複合的な手技まで、あらゆる症例に合わせたシステムセットアップの最適化・標準化をサポートする。プリセットにより、一貫した効率の高いワークフローをサポートする。

3. より質の高い治療をサポート

被ばく低減と高画質の両立
従来製品同様、被ばく低減と高画質な画像の両立を実現。

改良されたコンポーネント
「Azurion」には新型X線管装置、新型12インチ循環器用フラットディテクター等、新しいコンポーネントが採用されている。

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