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次世代型ロボット、ユニバーサルロボットの可能性

次世代型ロボット、ユニバーサルロボットの可能性

ByMedtec Japan編集部

有限会社グリーネプランニング(本社:横浜市)は、デンマーク製の次世代型協調ロボット、ユニバーサルロボット(Universal Robots)の日本販売代理店として2011年より販売活動を行ってきた。現在は、代表であるLars Andersson氏を中心に、協力パートナーである、システムインテグレーター(SI)15社と、“GP Team”を結成し、ロボットのシステム販売を行っている。“GP Team”内では、新製品の情報交換やロボットの安全教育について話し合う場を設けている(Andersson氏は、日本側 ISOロボット安全対策委員として活動)。

ユニバーサルロボットの小型・軽量で6軸の自由度をもつアームロボットはUR3、UR5、UR10の3タイプある。それぞれ動作半径/重量/可搬重量は、500mm/11kg/3kg、850mm/18kg/5kg、1,300mm/29kg/10kgであり、移動や設置が簡単にできることが大きな特徴だ。またニーズに応じて、工作機械等との連携作業も可能である。

従来の産業用ロボットは、安全柵の中で導入されてきたが、ユニバーサルロボットは、最初から人の隣で作業する事を目的とし開発されたロボットである。世界中の導入現場の約80%は、安全柵無しで導入されている(安全柵の設置有無は、各現場でリスクアセスメントの考慮が必要)。ユニバーサルロボットの、「人・協働ロボット」としての安全は、TÜV(ドイツ検査技術協会)より第三者認証を得ている(ロボットの安全レベルは、カテゴリー3・PL=d)。

国内での販売について“GP Team”では、各業界に特化した強みをもつSIと共に、ロボットを単体販売ではなく、システムで販売している。現場の細かいニーズに応じられる対応力が強みだ。特に最近では、ロボットのシミュレーションソフト(Convergent Information Technologies)、3次元カメラ(ベルギーのPickit社)等、ロボット周辺機器にも着目し、トータルでシステム提案することで、他の販売代理店との差別化を図っている。また、オーストリアFER Robotics社製のACFフランジを組み合わせ、微細な手作業を再現できるシステムも提案している。

日本での販売当初は、研究所や大学が多かったが、現在は自動車メーカーを中心として、家電メーカー、住宅設備メーカー、食品メーカーに販売している。また化粧品メーカーや薬品メーカーからの問い合せ、引き合いも増えている。

医療分野ではラボや病院、介護・福祉施設などで人と協働するニーズの他に、新たな可能性があるのではと考える。今回Medtec Japanは初めての試みとなるが、“GP Team”で検討研究し、医療に関連したアプリケーションを展示し、医療分野での連携を模索したいという。

■ Medtec Japan 2017 ブース番号:3100

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