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医療現場での使いやすさ、安心感を実現する周辺機器

医療現場での使いやすさ、安心感を実現する周辺機器

ByMedtec Japan編集部

組立加工とプラスチック射出成形を中心に電子機器の製造受託を提供する株式会社タカシン(本社:青森県平川市)では、顧客ニーズを具現化する技術力と提案力を生かし、医療現場のニーズをもとにした製品開発に取り組んでいる。

手術中などに下腿部に形成されやすい深部静脈血栓を予防する間欠的空気圧迫機器(IPCD)の検査装置「IPCDテスター」(右写真)は、コンプレッサーやアラームが正常に動作するかどうかを点検したい、装置本体に付属するチューブは破損しやすく点検に手間がかかる、といった臨床工学士の声を受けて開発をスタートした。プロトタイプの学会発表で賞をとるなど注目や反響が集まったことから、製品化に向けてさらに検討を重ね、2016年4月に発売した。

「VOLT BANK」(左写真)は、輸液ポンプ等のポンプ類、パルスオキシメーター、空気圧迫装置、低圧持続吸引装置、在宅/搬送用人工呼吸器など様々なバッテリー搭載機器に対応する充電ラックだ。多様なバッテリーに合わせ充電方式を自動で選択、過充電を防止する機能でバッテリーへの負荷軽減、電力の節約に貢献する。また、配線の問題を解消し、わかりやすい表示機能によって使いやすさと安心感を提供する。こちらも臨床工学士の機器管理のニーズから開発につなげた。

医療機器そのものではなく、医療の質や安全を支えている周辺の環境に着目してニーズを掘り起こしている点がユニークだ。既に本社工場はISO 13485を取得済で、今後も対応力を生かし医療機器を含む医療分野で連携を増やすことを目指している。

■ Medtec Japan 2017 ブース番号:4705

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