ウシオ電機、中国で医療・バイオの新会社を設立

ByMedtec Japan編集部

1月16日、ウシオ電機株式会社(本社:千代田区)は、中国の100%子会社である牛尾電機(蘇州)有限公司(以下、ウシオ蘇州)と牛尾貿易(上海)有限公司(以下、ウシオ上海)が、中国の医療機器の技術開発販売会社である生标(上海)医療器械科技有限公司(以下、生标)と合弁で、中国において先端医療機器および周辺機器の研究開発・製造・販売会社を設立したと発表した。

現在中国では、医療保険制度の整備に伴って医療機器の国内製造が推進されるなど、国家施策の後押しによる医療機器の大幅な需要増加が見込まれる一方で、日本メーカーが持つ高い信頼性が依然として支持されている。

ウシオ電機が2008年に自社の光源を搭載して
開発した紫外線皮膚治療器「セラビーム®
UV308」。現在では世界6カ国で約500台が
使用されている。

ウシオ電機はすでに中国において紫外線皮膚治療器(右写真)や動物用血液検査装置などの医療機器を製造販売しており、生标は中国における前癌病変診断の特許と共に、中国政府や医療施設への強固な販路を有している。

今回の新会社設立により、両社は互いのリソース活用が可能となり、ウシオ電機は中国において医療機器の研究開発体制の構築と販路拡大を進めると共に、新会社を中国のみならずアジアにおけるウシオグループ全体の医療・バイオ事業の重要拠点として位置づけ、多様な市場の要望に迅速に対応できる研究開発・供給体制を構築していく。

なお、新会社の社屋および工場は、中国の国家産業構造改革の一環として医療器械イノベーションセンターが置かれている蘇州市高新区に新設し、2017年3月からはウシオ電機がすでに製造販売をしている紫外線皮膚治療器や動物用血液検査装置の取り扱いを開始し、同年7月には新製品の販売を開始する予定。

新会社概要

  1. 会社名:牛尾医療科技(蘇州)有限公司 USHIO Medical Technology (Suzhou) Co.,LTD.
  2. 設立:2016年12月
  3. 所在地:中国江蘇省蘇州市高新区錦峰路8号江蘇医療器械科技産業園6号楼102室
  4. 資本金:1500万元 (約2.5億円)
  5. 出資:ウシオ蘇州 60%、ウシオ上海 20%、生标 20%
  6. 事業内容:先端医療機器およびコア部品の研究開発、生産、販売および周辺機器の研究開発、生産、販売。
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