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安川電機、バイオロジカルクリーン環境に対応した多関節ロボットを販売開始

安川電機、バイオロジカルクリーン環境に対応した多関節ロボットを販売開始

ByMedtec Japan編集部

株式会社安川電機は、創薬研究・医薬品製造・医療機器製造などバイオメディカル分野のほか飲料製造など高度な衛生管理が求められる分野に最適な6軸垂直多関節ロボットMOTOMAN-MH5BM(可搬質量5kg)(右写真)を開発し、11月1日より販売開始する。

これまで同社では自動化が難しく人手に頼らざるを得なかった創薬、医薬品業界における研究・開発の実験や、臨床検査業界における検体の前処理、病院内での抗がん薬調製といった分野でバイオメディカル向けロボットによる自動化に取り組んできた。

近年は更なる品質向上と安心安全のニーズの高まりにより、単なる自動化に留まらず、より厳しく衛生状態が管理されたバイオロジカルクリーン環境(浮遊微粒子や微生物の個数管理が必要な衛生的環境)への対応が求められている。

このニーズに応えるため、清掃性に優れる凹凸のないボディ形状を採用したほか、塗料など表面処理を刷新したことで拭き上げ、ガス噴霧、ミスト噴霧での過酸化水素除染にも対応している。

主な特長

(1)バイオロジカルクリーン環境対応設計

  • 過酸化水素除染(拭き上げ、ガス噴霧、ミスト噴霧)に対応
  • UV照射に対応
  • クリーン度ISOクラス5に対応
  • 滑らかなボディ形状で、ごみ、汚れの付着を防止
  • 表面のボルトをすべて排除した構造を採用し、清掃性を向上
  • 防じん・防滴構造(手首軸IP67、基本軸IP65)を採用

(2)自動化実現のための最適設計

  • アイソレータや安全キャビネット内に収まる小型・軽量設計
  • 床置き、壁掛け、天つりなど全方向での設置が可能
  • ハンドケーブルを手首軸先端まで内蔵することで、ケーブルの断線や異物の混入などの問題を解消

主な用途

下記分野における秤量や充填、搬送、包装、検査、組立、調剤、細胞培養作業など。

・創薬研究    ・医薬品製造
・医療機器製造  ・医療・再生医療
・飲料製造

販売計画

(1)販売開始 2016年11月1日(火)
(2)販売価格 オープン価格
(3)目標販売台数 100台/年

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