日本アルコン、眼内レンズのプリロードデリバリーシステムを発売

ByMedtec Japan編集部

日本アルコン株式会社(本社:港区)は、白内障手術で使用される眼内レンズのデリバリーシステム「アルコン® ウルトラサート® アクリソフ® IQ シングルピース」(以下、ウルトラサート)(右写真)を10月3日より販売すると発表した。

ウルトラサートは眼内レンズ挿入時に使用される。挿入速度を一定にコントロールすることで、医師のより安全で的確なレンズ挿入をサポートするとともに、切開創の拡大を最小限に抑えることで、術後結果の精度を高めることが期待できる。

国内における眼内レンズ挿入術は年間およそ130万件であり、最も多く行われている外科手術といわれている。日本アルコンは、前嚢切開、角膜切開、水晶体核分割をフェムトセカンドレーザーで行う「LenSx®眼科用レーザー手術装置」や屈折情報を術中リアルタイムに測定できる「ORA TM術中波面収差解析装置」など、白内障手術を支援する数々の製品を提供。今回のウルトラサートの提供を通じて、同社はアイケアのリーディングカンパニーとしてより包括的に白内障治療をサポートしていくという。

製品特長

  • 眼内レンズが装填されており、眼内に挿入される瞬間まで眼内レンズが清潔に保たれる
  • 簡単な3ステップセッティングで複雑な事前準備が不要
  • 眼内レンズを一定速度で押し出すプッシュ式インジェクターで、眼内レンズ挿入を片手でコントロールできる
  • 先端にある「ディプスガード」が創口拡大を最小限に抑え、切開創への負担を軽減
  • 切開位置に合わせて先端形状が選べる2つのタイプがあり、LTタイプは日本用に開発

ウルトラサートの切開創への負担軽減に関しては、2015年の欧州白内障・屈折手術会議(ESCRS)にて非臨床試験データが発表されている。ウルトラサートの創口拡大は軽微であり、眼内レンズ挿入後の角膜創口サイズは(2.31 ±0.06mm)であった。

さらにウルトラサートは、先端形状の異なる2種類を用意しており、切開位置によって選ぶことができる。日本では、黒目から少し離れた白目の部分を切開する「強角膜切開」が多いことから、ディプスガードのない「ウルトラサートLT」を日本のニーズに合わせて開発した。

製品概要

販売名 アルコン® ウルトラサート® アクリソフ® IQ シングルピース
製品コード AU 00 T 0(UltraSert)
AUL 0 T 0(UltraSert LT)
医療機器承認番号 22800BZX00073000
定価 11万円(税別)
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