島津製作所、外科用X線TVシステム向け画像調整アプリケーションを発売

ByMedtec Japan編集部

島津製作所は、同社の外科用X線TVシステム「OPESCOPE ACTENO」向けに、透視画像の明るさを調整する新アプリケーション「Touch Focus」を9月28日に発売した。「Touch Focus」を通じ、「OPESCOPE ACTENO」を整形外科領域でさらに拡販することを目指す。

OPESCOPE ACTENO(右写真)は、2013年9月に発売した外科用Cアーム型X線TVシステムで、手術室や救急室で、患部の位置や状態をリアルタイムで把握するために用いられる。高精細・高コントラストな透視画像を実現する100万画素CCDカメラや、優れたC アームの操作性などを特長とする。

「Touch Focus」は「OPECOPE ACTENO」のCアーム台車側タッチパネル上に表示された透視画像に操作者がタッチすると、その領域に最適な画質(明るさ)へ素早く調整する新オプション。タッチした範囲に適した明るさになるようにX線条件が自動で調整される(左写真)。従来は観察視野の中心に合わせて透視画像の明るさが調整されていましたが、「Touch Focus」を用いることで直感的かつ簡単に明るさを調整することができ、スムーズで迅速な手術をサポートする。

Touch Focus」の2つのモード

  1. Free Mode
    タッチされた場所が観察に最適な明るさになるように素早く自動調整する。視野の中心部から外れた領域に観察部位があった場合でも観察部位を視野の中心に移動させる必要は無く、その領域に適した明るさに調整。
  2. Lock Mode
    タッチされた場所の観察に最適な明るさにリアルタイムで自動調整し、そのまま明るさを固定する。視野内に金属製デバイスやインプラントなどが入っても観察部位の明るさは変化せず、画質調整が不要になる。また、観察部位が視野内で動いてもそのままの最適な明るさで観察を続けることができる。

Touch Focusを搭載したOPESCOPE ACTENOの定価は2,300万円(税別)。販売目標は1年間で国内外350台とする。

島津製作所では、自社の外科用X線TVシステムの国内シェアを現在約30%だと見ているが、1年後に35%まで拡大することを目指すという。

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