堀場製作所、クラウドを活用した医療機器監視システムを提供

ByMedtec Japan編集部

8月25日、堀場製作所は、医療用機器向けの総合保守サービス支援システム「HORIBA MEDISIDE LINKAGE」の提供を開始すると発表した。

本サービスは、同社の小型自動血球計数CRP測定装置「Microsemi LC-767CRP」と株式会社NTTドコモが提供する通信ネットワークサービスを使用し、クラウドサーバーを経由して装置の稼働状況を管理することで、メンテナンス時期等の情報を集中監視するシステム。

従来の保守契約による定期点検(予防保全)だけではカバーできなかった装置の不具合を、事前に予測して発見・対応する予知保全により、装置の計画的管理が可能になり、故障等による装置のダウンタイム削減に貢献する。

本システムで取得したデータは、日本システムウエア株式会社が運営するIoTクラウドプラットフォーム「Toami」上で提供されるアプリケーションと連携。Toamiにより装置の様々なデータを可視化することで機器制御やデータ分析などが可能となる(下図)。

装置の稼働データはドコモが提供する通信ネットワークサービス「docomo M2Mプラットフォーム」を使って堀場製作所のクラウドサーバーに蓄積する。閉域網での安全性・信頼性の高いセキュアなモバイルネットワークを活用し、顧客が安心して装置を使用できる環境を実現する。

本システムを使用したメンテナンスサービスは、Microsemi LC-767CRPの国内販売を行うフクダ電子株式会社が、10月より新たに保守契約プログラムに組み込み提供を開始する。2020年には本システムを使った検査装置の稼働台数6,000台を目指すという。

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