3D機能を拡充したPCIガイダンス・ソフトウェアをリリース

By: Medtec Japan編集部

セント・ジュード・メディカルは、機能性を強化し、3D機能を拡充したOPTISTM Metallic Stent Optimizationソフトウェアを世界に先駆け日本で先行リリースし、5月以降、全国の医療施設で展開している。これは光干渉断層撮影(OCT)診断ソフトウェアで、上腕、手首、足の付け根などの動脈からカテーテルを挿入して心臓の冠動脈に治療を行うPCI(経皮的冠動脈インターベンション)用のシステムであるOPTISTM Mobileシステム、OPTISTM Integratedシステム、およびILUMIENTM OPTISTMシステムを対象としており、冠動脈狭窄を有する患者の予後の改善を目的に、ステントのサイジング・留置・ポジショニングを、より適切に判断できるように設計されている。

志手淳也氏(大阪府済生会中津病院副院長・循環器内科部長)は、「この最新ソフトウェアでは、3Dイメージング技術が大変進化しており、ステントの立体的形態および血管への密着状態を迅速に描出します。当該3Dイメージング技術により、分岐部病変における、ステント側枝入口部でのリンクの位置およびガイドワイヤー側枝リクロスポイントを判断することが可能であり、最良の分岐部ステンティングをガイドします。また、新しいアンジオ同期システムと併用することにより、OCT情報をアンジオ上にて理解することができ、ステント留置位置を、より容易に決定することが可能となります」と述べている。

また、セント・ジュード・メディカルのグループプレジデントであるエリック・フェイン医師は次のように述べる。「OPTISTM Metallic Stent Optimizationソフトウェアは、より多くの選択肢を医師に提供する製品を開発するというセント・ジュード・メディカルの継続的なコミットメントを示すものであり、医師の方々に改良されたOCTガイダンスを日々の診療に活用していただきたいと考えています。血管内超音波検査法と比較して、OCTは解像度が高く、非常に詳細な冠動脈画像を提供することができるため、特に複雑な症例でのPCI手技が向上します」。

● セント・ジュード・メディカルの光干渉断層撮影(OCT)イメージングについて

同社のOCT技術は血管内のイメージング方法であり、疾患形態の解剖学的画像と自動測定を実現するために、光を使用している。従来のイメージング技術では可視化できない、または評価することが困難である重要な血管特性を、OCT技術により可視化し測定することができる。その結果、OCTによる自動かつ高精度な測定が実現され、このような測定はステントの選択および留置をガイドすることに役立ち、また、手技の成功につながるステント留置の評価に役立つ。繰り返し行う必要性を最小限度に留める可能性も高まる。さらにOCTシステムでは、PCI手技の最適化を支援するワイヤレスの心筋血流予備量比(FFR)も測定できる。

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