スマホ心電計の実力は?

AliveCorの心電図モニターは動悸を診断する携帯型診断計と同等の実力があることが研究で示された。

現在“Kardia Mobile”の製品名となったAliveCor ECGはスマホケースに組み込まれた2本の電極からなる(画像提供:AliveCor)

By: Arundhati Parmar(オリジナルの英文記事はこちら

サンフランシスコで開催されたHeart Rhythm Societyの学会で、スマートフォン対応のAliveCorの心臓モニターの診断率は14~30日間のイベントモニターと同等であることが示された。

現在までに23名の患者を登録し、各患者が2つのモニターを同時に使用するという研究において、AliveCorの機器が542の不整脈イベントを記録したのに対して、イベントモニターは481を記録した。診断率に関して、モバイル・ヘルスの機器が広く普及しているイベントモニターと同等であることが示された。

2名の循環器医がAliveCorによる心電図記録を評価し、イベントモニターの記録は別の2名の循環器医によって分析された。

現在“Kardia Mobile”の製品名となったAliveCor ECGはスマホケースに組み込まれた2本の電極からなる。これにより標準の第Ⅰ誘導を記録することができる。

この非劣性の結果は、モバイル・ヘルスのツールを日常生活に応用するために重要なステップとなる。この場合は、心臓の拍動が遅れるか早くなるか、あるいは不規則なリズムとなる心房細動の診断に役立つ。

実際にこの研究の著者は動悸の診断のためにAliveCorを用いることを推奨している。

2012年にFDAはAliveCorの心電計を認可した。Kardia MobileはAliveCorのウエブサイトで99ドルで購入可能であり、付属アプリによってユーザーは心拍数を追跡し、症状を記録し、心電図を医師と共有できる。

さらに同社ではApple Watchに組み込み可能な“Kardia Band”を開発している(FDA未認可)。

Kardia MobileとKardia Bandについては下記動画を参照。

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