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OKIエンジニアリング、EMC試験受託サービスを拡大

OKIエンジニアリング、EMC試験受託サービスを拡大

By: Medtec Japan 編集部

3月28日、OKIエンジニアリング(本社:練馬区)は埼玉県本庄市に「第二EMCセンター」を開設し、4月1日より稼働開始すると発表した。需要が急伸している医療・産業機器・車載分野向け電子機器・装置のEMC試験施設を倍増するとともに、製品安全試験の対応能力を大幅に強化する。

医療・産業機器・車載機器の高度化・高密度化・IoT化に伴い、製品の対象試験や規格も多様化が進んでいる。これに伴い、高額な専用試験装置や、熟練した高度なスキルをもった技術者による、EMC試験と製品安全試験が求められており、最先端の試験装置と技術者を揃えた試験専門会社の受託サービスに対する需要が高まっている。

同社では、1999年に「EMCセンター」を設立してEMC試験事業を開始。その後、製品安全試験サービスを追加してEMC試験と製品安全試験のワンストップ試験受託サービスの提供を行ってきた。2012年には、「本庄テクノセンター」を開設し、最新規格への対応とサービス受託量の拡大を進めてきた。しかし、最近では試験サービス需要が増大し既存設備稼働の飽和状態が続いていた。それを解消し利用者を待たせることなく円滑に試験サービスをご提供するために、「第二EMCセンター」を増設することとなった。

「第二EMCセンター」は、同社で2基目となる10m法電波暗室と製品安全試験室を備えている。新しい10m法電波暗室には、給排水設備、排気設備、耐荷重3tまで可能な5mのターンテーブルを整備。これらの設備により給排水が必要な歯科診療台、耳鼻吸引器、超音波エコー診断装置などの医療機器、排気が必要なハイブリッド車用の車載機器、大型ターンテーブルが必要な半導体製造のチップマウンターなど大型の産業機器や遮断機など鉄道関連装置など、より幅広い分野の多様な電子機器の試験が可能となる。

本センターの稼働により、試験待ち時間が短縮されることで、利用者の製品開発時間の短縮に貢献できるとともに、今後さらなる試験需要増に応えるための態勢が整い、利用者のニーズに応え製品の信頼性向上に寄与できるとしている。

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