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医療デバイス用NiTi合金・ポリイミドチューブ

医療デバイス用NiTi合金・ポリイミドチューブ

ステント、カテーテルなどに利用されている古河テクノマテリアルのNiTiチューブ。

古河電気工業株式会社は、MEDTEC Japanにグループ会社で出展し、ステント・ガイドワイヤ向けNiTi合金製ワイヤ・チューブ、カテーテル向けポリイミドチューブなどを紹介する。

出展ブースは、東5ホール内に2カ所に分けて設置する。ブース番号1707にグループ本体の古河電工が出展し、ブース番号2707で、医療機器業界でも長年の実績のある古河電工の特殊金属製造をおこなう子会社の株式会社古河テクノマテリアルが出展する。

MEDTEC Japanの常連出展社でもある古河テクノマテリアルは、国内外で評価が高い医療デバイス用Ni-TiワイヤやNi-Tiチューブと、新しく開発したステント用Co-Cr(L605)チューブを展示する。NiTi合金のワイヤやチューブは、ガイドワイヤ、ステント、カテーテルなどの医療製品に応用されており,肉厚の均一性、厳しい外径内径公差に対応しているだけでなく、介在物(Inclusion)が小さいことによるステント等の体内に留置される製品の高寿命、高信頼性に寄与している。古河電工グループのグローバルな営業ネットワークを通じ、国内外で販売している人気の製品。

また、新規開発したCo-Cr合金は、ステンレスに比べて剛性が高く、ステントのストラットを細くすることも可能な製品。同社のステント用NiTiチューブの経験を生かしており、高寸法精度のチューブとして提供できるという。

「最大の利点は、NiTi合金もCo-Cr合金も自社で原料の溶解から最終製品まで製造しているので、完璧なトレーサビリティが確保できること」と語るのは同社取締役特殊金属事業部営業統括部長 堀川宏氏。古河テクノマテリアルでは、一貫した製

造体制を導入しているため、通常品の品質管理だけでなく、サイズや特性に応じたさまざまな要求にも柔軟に対応しているという。

古河マグネットワイヤ株式会社が医療機器用に新しく開発した<ポリイミドチューブVASCULEX

一方、古河電工のブースの展示の目玉となるのは、古河の子会社で巻線総合メーカーである古河マグネットワイヤ株式会社が医療機器用に新しく開発した<ポリイミドチューブVASCULEX>。そのType-Bは、高い剛性を持つポリイミドと金属ブレードを組み合わせることで、優れたトルク伝達性が確保できる。また、摩擦係数が小さいため内面のワイヤ通線性にも優れているという。耐熱性にも優れており、220℃連続使用しても特性の低下は無く、短時間の耐熱性400℃を有する製品。さらに耐化学薬品性にも優れているという。

現在、3つのタイプ、①Type-SはスタンダードタイプでUSPClassVIを取得しているポリイミド単層チューブ、②Type-Exは外側に柔らかい樹脂層を設け、曲げると折れやすい性質のポリイミドに優れた屈曲性を持たせたチューブ、③Type-Bは外側にブレード入り樹脂層を設け、優れた押し込み性とトルク伝達性を持たせたチューブ、をラインアップしている。「VASCULEXはそれぞれの部材の特性を活かし、様々な要望への対応が可能」(古河電工巻線事業部門技術部Vasculexグループ 宮澤達也課長代理)という。

両ブースでは、これらの製品の展示だけでなく、さまざまな設計ニーズに関する相談にも応じる。


古河電気工業株式会社

www.furukawa.co.jp

ブース番号:1707

株式会社 古河テクノマテリアル

www.furukawa-ftm.com

ブース番号:2707

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