京都市、新医療産業の創出へ

京都市は、医工薬産学公連携支援事業を開始し、今年4月末にベンチャー育成公的賃貸施設の「クリエイション・コア京都御車」内に連携支援オフィスを開設した。地元企業に留まらず、京都大学を拠点に、全国また将来的には海外からも共同研究企業を募り、革新的な医療機器や医薬品の開発支援に力を入れる。市は、既に平成17年1月から5年間にわたり(独)科学技術振興機構の「地域結集型共同研究事業」として、「ナノメディシン拠点形成の基盤技術開発」に取り組んできた。その中で、事業として立ち上がった事例もあるほか、更なる研究開発が必要なケースも多く、 医療機器開発や医薬品開発に関して専門のコーディネーター、アドバイザーを配置し支援活動を行うという。 「地域結集型共同研究事業の継続的研究開発の支援にとどまらず、最先端の医療技術開発への支援を積極的に行っていきたい」と京都市産業観光局産業振興室の小嶋明課長は語る。 今年度末には、京都大学により医学部附属病院構内に「先端医療機器開発・臨床研究センター」が新設される予定で、今回市内にオープンしたオフィスも新センターに移転し、臨床現場である京都大学医学部附属病院が求める医療ニーズと京都大学の各研究科や企業の研究成果を結ぶ役割も担っていくという。 京都市医工薬産学公連携プロジェクト www.astem.or.jp/ikouyaku

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