ナノマシンを組み合わせることで筋肉運動に似た協調運動が可能に

フランス国立科学研究センター(CNRS)の研究者らが数千ものナノマシン(0.1~100nmサイズの機械装置)を組み合わせることで人間の筋肉運動に似た協調運動ができる仕組みを作った。ストラスブルグ大学のNicolas Giuseppone教授が率いる研究チームは、今まで理論段階に留まっていた生体模倣を実践段階までもってくることに成功したとプレスリリース(仏語)で発表した。

Giuseppone教授はCNRSのシャルル・サルドン研究所チームと共同で、数千個のナノマシンからなる長い高分子鎖を合成した。この鎖は約10ミクロメーターで伸縮でき、個々のナノマシンの稼働幅を10,000倍に増やすことができるという。本研究論文はAngewandte Chemie International Editionに掲載された。