ロンドン大学、針無し注射器でワクチン投与に成功

注射恐怖症の人にとっての朗報。2月4日付けフィナンシャルタイムズによるとキングスカレッジ(ロンドン大学)の研究者らが針無し注射器で、ネズミにワクチン投与を成功したと伝えている。

注射針を使わないですむとなると、注射嫌いの患者にとっても嬉しい話だが、ワクチン輸送においても安全性・コスト面でプラスになると期待される。

ワクチン輸送には温度管理が不可欠で、品質保持のためには製造工場から接種するまで常に3~8℃の温度を保つ必要がある。この冷却保存(Cold Chain)がやっかいなポイントだが、今回キングスカレッジの研究者らが米TheraJect社が開発したマイクロ針技術を使って凍結乾燥させた生ワクチンを(針を用いず)試験用ネズミに投与し免疫性を与えることに成功したという。肌に直接、金属針無し注射器を接触させ圧をかけるだけで、ワクチンが浸透していく仕組みになっている。実験結果によると、従来の注射針で投与したのと同等の効果を示したという。