日油技研、海洋から宇宙まで

今回の日本出張では池袋の日油技研工業株式会社を訪ねた。同社のスローガンは「海洋から宇宙まで」で、実際に独創性ある技術で文字通り、人と社会に貢献している。当初は同社の医療滅菌用資材について取材をする目的だったが、同社の事業内容全般を知って驚いた。

まず、宇宙開発への取り組み。同社の火工品部門(この部門名を名刺に印字していると考えると興味深い!)だが、同社の技術を融合したロケット発射用火工品な どを製造している。ロケットモーター点火のための伊具ナイターから人工衛星の分離、軌道投入に鋳たる各段階において重要な役割を担っている。

一方、海洋面では、学術最先端分野に対応出来る試料採取装置、海洋土木工事の要望に応じた海中大型機械・准リニアタイムに水質情報を収集配信する通信機器など手広くビジネスを展開しており、地上では落雷地点を特定できるような電設器材も扱っている。

医療分野に話を戻すと、日油技研は滅菌バッグ・カードを開発・製造している。被滅菌物の滅菌条件確認において、確実な滅菌作業には欠かせないケミカルインジケータだ。国際規格に則したケミカルインジケータ評価試験器等を先駆けて導入し、製品開発、製品製造、品質管理を行うことにより確実な製品の提供している。

同社の滅菌バッグやカードは国内だけでなくヨーロッパ各地にも提供しており、今後は米国展開も視野に入れているという。

 

Rich Nass, Director of Content at UBM Canon