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J&J、中国で初となる医療分野のM&Aを発表

ヘルスケア製品最大手の米ジョンソン・エンド・ジョンソン(以下、J&J)は、今月初旬に中国のバイオケミカル企業Guangzhou Bioseal Biotech社(以下、Bioseal社)を買収すると発表した。Bioseal社は広州を本拠とする私企業で、術中の止血用製品などの製造販売を手がけている。中国に進出して25年になるJ&Jにとって医療技術分野での企業買収はこれが初めてとなる。Biosealは今後、止血製品を既に中国で製造しているJ&J傘下のEthicon社と緊密に連携を取っていく予定という。

医機連、DNA検査機器についてわかりやすく解説

日本医療機器産業連合会(以下、医機連)はホームページで「新 私たちの暮らしと医療機器」と題したスペシャルコンテンツをシリーズで掲載している。第9回目の特集は、「遺伝子検査機器」。遺伝子検査は、1970年代に分子生物学や遺伝子工学が大きく発展して、遺伝子レベルで菌を検出する方法が開発されたことにより始まった。結核の判定にも利用されるようになったが、遺伝子検査が始まった当初は手作業で行われていたという。その後の検査機器の発展により自動化され、多くの病院にも普及し、検査精度も高くなっている。

BRICsにおける体外診断(IVD)機器市場が活況

BRICsに成長機会を求める業界は多いが、体外診断医薬・医療機器業界も例外では無いだろう。GlobalDataが先週発表した調査レポートによるとBRICs全体のIVD市場は年複利成長率16%のスピードで拡大し、2018年には約117億米ドルの売上をあげる見込みという。

成長の牽引役となっているのは中国で、2011年のBRICs売上の56%(22億ドル)は中国が締めており、2018年には71億ドルに到達すると予想されている。次に続くのがブラジルで9.4億ドル、インド(5.8億ドル)、ロシア(2.6億ドル)だ。

日本の医療機器業界についての率直な意見を聞いて

By Rich Nass(弊誌姉妹誌MD+DIコンテンツディレクター)

先月開催されたMEDTEC Japan 2012に合わせ、日本を初めて訪問した。日本の医療機器メーカーをはじめてとする多数の医療機器産業界に関連する方々と話す機会を得られたが、その中でも特に驚いた(というよりも、その率直な意見に触れることができ、感激しているのが)アドバンスト医療機器開発研究所の代表である片山國正氏との出会いだ。

スキル格差拡大で先進国の製造業職に多数空席

世界経済フォーラム(World Economic Forum)とデロイト トウシュ トーマツ リミテッドが4月25日に発表した共同レポート「製造業のゆくえ」(The Future of Manufacturing: Opportunities to Drive Economic Growth)によると、将来的に製造業ではグローバル人材をめぐり、熾烈な競争が繰り広げられることになるという。

同レポートでは、スキル格差の拡大のため、現在、世界で1千万人の製造業の職に空席があると試算している。人材不足は蔓延化しており、先進国の多くで失業率が高いにもかかわらず、製造業界においては高度な訓練を受けた人材や技術者などの補充に苦戦を強いられていると報告している。同時に新興国では、熟練技術を有する労働者が増えなければ、成長の促進が難しいと指摘している。

例えば、2011年の調査では、34%のグローバル起業が人材難による雇用不足を指摘しており、2010年の31%よりも上昇している。日本企業(80%)、インド(67%)、ブラジル(57%)、米国(52%)が今後も人材不足に悩まされるだろうと報告書は指摘。特に米国製造業の中では自動車関連企業の77%が将来的不安を抱えていると回答しているが、ライフサイエンス・医療機器業界でも62%の企業が人材不足を憂いている。

日油技研、海洋から宇宙まで

今回の日本出張では池袋の日油技研工業株式会社を訪ねた。同社のスローガンは「海洋から宇宙まで」で、実際に独創性ある技術で文字通り、人と社会に貢献している。当初は同社の医療滅菌用資材について取材をする目的だったが、同社の事業内容全般を知って驚いた。

まず、宇宙開発への取り組み。同社の火工品部門(この部門名を名刺に印字していると考えると興味深い!)だが、同社の技術を融合したロケット発射用火工品な どを製造している。ロケットモーター点火のための伊具ナイターから人工衛星の分離、軌道投入に鋳たる各段階において重要な役割を担っている。

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