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体内埋め込み型連続血糖値センサ開発

東京大学生産技術研究所の研究チームは、血糖値に応じて光の強度を変化させるゼリー状ビーズの開発に成功した。このグルコース応答性のハイドロゲルを微細加工し、埋め込み型血糖値センサとして応用できることを実験用ネズミで示した。糖尿病患者の血糖値センサーとしての実用化を目指している。 竹内昌治准教授ひきいる研究チームでは、センサの材料として、ボロン酸を持つアントラセン誘導体というグルコースと結合すると蛍光を発する物質を、ポリアクリルアミドとよばれる材料に化学結合させた材料を利用。微小流体のハンドリングに適したマイクロ流体デバイス技術を利用して加工し、直径0.1ミリ程度に揃ったビーズを作成した。均一直径のハイドロゲルビーズにすることで体の隅々まで運ぶことができる。 実験用マウスの皮膚が薄い耳に埋め込み(写真)、体内のグルコース濃度の変化に応じて変わる傾向強度を体外からモニターすることに成功した。また、周辺のグルコースの濃度に応じて変化するビーズの光の強さを体外から計測することにも成功した。

新表面処理技術でDDSを向上

加圧式定量噴霧吸入器(MDI)キャニスタ用プラズマベース表面処理が、キャニスタ内壁におけるドラッグ沈着を防ぐことがわかった。英国Presspart社が開発したプラズマ・コーティング処理法では、薬物安定性も確保できるこという。MDI製品において、キャニタ表面に付着する薬の活性成分は長年の課題だったが、プラズマ技術を利用することでMDIキャニスタの表面エネルギー性能が改善され、沈着防止にもつながるという。また、アルミニウム基板との相互作用が製品劣化や寿命の短縮化を引きおこしがちなフォーミュレーション上の安定性の改善にもつながるという。Presspart社は、この新技術を11月9日と10日の両日にロンドン開催されるInhaled Drug Delivery会議で発表する予定。Presspart社は、金属・プラスチック部品、ドラッグデリバリ(薬剤送達)機器のサプライヤー。

食用ナノ構造体(MOFs)

ノースウエスタン大学の研究者らがナノ構造の新形態を発見。食用に適した多孔質結晶は、金属-有機構造体(MOFs)の一つとして医療用途への応用が期待される。「塩がまぶしてあるクラッカーの味に似ており、パリっとした淡泊な味だが、出発原料の全てが無毒で、再生可能資源、かつ入手も容易という点が魅力」とノースウエスタン大学のRonald A. Smaldone博士研究員。金属-有機構造体(MOFs)は秩序だった格子状の結晶。格子ノードは金属(銅、亜鉛、ニッケルまたはコバルト)で、有機分子でノードが結合されている。高い比表面積と高い有孔率により、MOFsはその内部に水素や二酸化炭素などのガスを格納できるため、多くの技術者・研究者の研究対象となっている。本研究の詳細は、ノースウエスタン大学のHPをご覧下さい。

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