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政府「地域イノベーション戦略推進地域」を決定、産官学の医療機器開発を支援

政府は、関係府省の施策を総動員して支援を行う「地域イノベーション戦略推進地域」として24地域を選定した。ふくしま次世代医療産業集積クラスターをはじめとして、新たな医療機器の開発などで地場産業の活性化を目指す地域には後押しになる。

例えば、福島県立医科大学が総合調整機関となる「ふくしま次世代医療産業集積クラスター」は、産学官連携よる先端医療機器の共同研究開発や、うつくしま次世代医療産業集積プロジェクトの展開による研究成果の事業化、地域企業の医療産業への新規参入を促進する構想。これらにより、ものづくり産業の発展に貢献できるオープンイノベーション型の“世界をリードする医療機器設計・製造ハブ拠点”形成を目指すとともに、震災からの地域製造業の産業復興、雇用促進に寄与したいとしている。

医療機器に求められる蓄電池機能---医療機器産業研究所の「計画停電による影響」に関する緊急アンケート結果

財団法人医療機器センター附属医療機器産業研究所は、東日本大震災に伴う東京電力管内の計画停電による発電容量不足が医療機器に与えた影響について緊急調査を実施した。アンケート結果から、今までの医療機器開発要件とは全く別に、機器の「省エネ化」、「医療機器の起動時・終了時の時間短縮化・簡素化」、および医療機器の「蓄電池機能付加」などが求められていることがわかった。

調査は、計画停電の対象地域になったと考えられる1948の医療機関を対象に、2011年4月25日〜5月16日に実施。回収率18.2%となる355の医療機関から回答を得た。

調査結果の全文は添付のPDFファイル、あるいは、こちらを参照のこと。

 

Miki Anzai

プロトラブズ、3D CADによる超最短加工が評判、MEDTEC Japan

 

プロトラブズ合同会社は、本日から明日まで開催のMEDTEC Japan(ブース番号515)で、さまざまなパーツを展示しているが、とにかく早い、超最短納期が評価されている。

 

 

同社では、見積もり請求の際にアップロードされた3D CADファイルを元に、エンジニアリンググレードの材料で本物のパーツを製作し、「最短1営業日で出荷できる」(八木橋恵理 マーケティングマネージャー)「この独自開発の3D CADモデルが早さの秘訣」という。

もちろん早いことが最大の強みだが、ラピッドプロトタイピング(RP)造形とは異なる。一般的なCNC切削加工と射出成形プロセスでフルに試験を実施した上で、実際の製品に組み込むことのできる本物のパーツを出荷している。

プロトラブズは1999年、機能性を備えたパーツを入手するまでの時間を短縮したいというエンジニアの思いから米国で設立したのがスタート。2005年に英国、2009年に日本で工場をオープンし、サービスを提供している。

日本光電、アジアでの代理店・現地法人の活用法を伝授

 

アジア地域で急速なビジネス展開をしている日本光電工業株式会社。

同社の海外事業本部の栗田秀一部長が、新興国市場への参入事例を紹介しながら、アジア市場への進出のノウハウを、先週開催された「アジア医療機器ビジネス・セミナー」(日本医療機器産業連合会・日本貿易振興機構JETRO共催)で披露した。

 

日本光電工業は、2010年4月に中期経営計画を策定し、2013年3月までの3年間に、同社の海外売上の割合を全体の25%(昨年3月期実績:18%)に増やし、アジア地域での売上を2倍の130億円を目標としている。

自走式内視鏡で胃と大腸の撮影に成功

遠隔操作によりヒトの胃や大腸内を自在に「泳がせる」ことができる小型カプセル内視鏡(愛称・ミニマーメード=小さい人魚、MM1)を龍谷大理工学部や大阪医科大内科学などの研究チームが開発した。

 

この自走式内視鏡MM1は、カプセル内視鏡(直径1.2cm)に魚の尾ひれのようなヒレ付きソケットを装着した全長4.5cmの内視鏡。研究チームによると、磁場の力により大腸内で自在に駆動させ、内部を撮影したのは世界初という。

既に、2009年に自走式カプセル内視鏡MM1を犬の生体内で可動・撮影する実験に成功をしていたが、さらなる小型化・改良を加え、今回、ヒトの胃の場合は、口から飲み、大腸の場合は、お尻から挿入し、可動・撮影させることに成功した。

構造自体も非常に簡素で安価に作成することができ、今後の臨床応用時に不可欠となる使い捨て用途に十分対応可能であり、装着するソケットの大きさを変えるだけで、あらゆるカセル内視鏡に対応することができるという。

韓国研究者ら、生体適合性を持つ人工骨の作製に成功

韓国の研究者らが、スポンジレプリカ法とエレクトロスピニング法(電界紡糸法)とを組み合わせて骨の海綿質と緻密質の両構造を持つ、実際の骨構造を模した生体適合性を持つ人工骨の作製に成功した。この天然の骨を模倣したインプラント材を使用することで、より自然な再生プロセスを補完することが期待される。韓国の順天郷大学医学部のYang-Hee Kim と Byong-Taek Lee研究員による本研究成果は、英文論文誌 Science and Technology of Advanced Materials (STAM)に掲載された。

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