ものづくり企業の優れた技術を医療機器産業にいかそうとする「医工連携」が盛り上がりをみせるなか、こうした企業が実際どのようにして医療機器産業で利益をあげていけるかという議論が始まっている。特にどのようにすれば効率よく医療機器分野に進出できるかが課題になっている中、三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社(以下、MURC)が今までの経験をベースに新しい医工連携モデルを考案した。

ダイセル・エボニック株式会社が販売するPEEK樹脂「ベスタキープ」はインプラント製品に必要とされる耐用性に優れたポリマーだ。高い生体適合性と耐滅菌性に加え、チタン、コバルトクロム合金、ステンレスチールなどの金属製部品と比較して優れたX線透過性を持っているため、骨の成長過程を確認することが可能だ。また、金属と比較して応力遮蔽効果が低いため、骨の育成を促進することができ、高いデザイン加工性から、よりニーズにあった成型が可能となっている。

医機連、安全性情報管理講習を11月28日に東京、12月4日に大阪で開催

 

 

日本医療機器産業連合会(医機連)は、第12 回 安全性情報管理講習を東京と大阪で開催する。東京は虎ノ門のニッショーホールで11月28日(水)、大阪はエルおおさかエルシアターで12月4日(火)開催する。

平成23年度には現行薬事法を「薬害被害の再発防止に向けた最終提言」を元に改正すべく有識者会議が実施され総括製造販売責任者の資格要件の改正、添付文書の位置づけなどその具現化が進んできている。

第12回安全性情報管理講習会では、こうした薬事法の制度改正の動きについても注視しながら、医療機器の安全管理は如何にあるべきかを参加者と取り組む。

MEDTEC Japan」展示会・セミナーは、医療機器産業の一層の成長・発展に向け、来年は開催会場を東京ビッグサイトに移し、2013年4月24日(水)・25日(木)に開催する。今回で第5回目となるアジア最大の医療機器製造・設計に関する展示会・セミナー「MEDTEC Japan」。注目の展示会には既に約400社の出展が予定されており、来場者も1万2千名を超える見込みだ。

患者がどれだけ満足したかという「エンドユーザーの満足度」に基づいた医療機器の製造を実現するためには、医療機器メーカーとOEM受託製造企業の連携方法を見直す必要がある。

 

By: Peter Harris

医療機器産業では、アウトソーシング(業務委託・業務請負)による製造及び設備へのシフトが増加している。これは自動車、家電、医薬品、パーソナルコンピュータなどの他の産業が辿った道と同じであり、これからも別の産業が追随することが予想されるため、他のモデルと対照比較してみたい。

ラボオンチップで自宅でも咄嗟の心臓異常の原因を把握できる?

 

ラボオンチップ (lab-on-a-chip)技術が、在宅での医療検査に応用されようとしている。テルアビブ大学の研究者らが開発した小型の先端医療装置は、今後改良が必要なものの、自宅にいても、突然の心臓疾患が心筋梗塞なのか単なる胸焼けなのかなど区別できるようになる可能性があるという。

角砂糖程度の大きさのこのラボオンチップは、10分以内に心臓発作の兆候を判断するのに役立つ「心筋トロポニンT」(心臓の筋収縮の調節に関与している蛋白)のレベルをチェックできるという。

将来、在宅中に急に胸の痛みなどを感じた際、すぐに救急車を呼んで緊急治療室に行くべきか否か、この機器を使って判断できる日が来るかもしれない。

本研究成果は2012年8月2日付けのNano Lettersオンライン版に掲載されている。

 

 

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