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射出成形による高精度マイクロチップの量産と低コスト化

射出成形による高精度マイクロチップの量産と低コスト化

ByMedtec Japan編集部

株式会社リッチェル(本社:富山市)は射出成形による樹脂製マイクロチップ、デバイスをバイオサイエンス向けに提供している。独自開発の高精度の金型技術で量産対応と低コスト化を実現している点が特長だ。

金型スタンパーとして、シリコンウエハにエッチング加工した基板を採用し、シリコン金型の凹凸を忠実に再現することにより、高精度な流路成形の量産を可能にしている。

材料は同社オリジナル樹脂材料を開発。ポリプロピレン系樹脂とエラストマー系樹脂から成る樹脂組成物で、精密転写性に優れ0.3~100μmというマイクロオーダーの凹凸を忠実に転写することができる。また、透明性や耐熱性もあり透過光での顕微鏡観察も可能で、研究開発に必要な条件が揃っている。

さらに材料特徴として、接着剤など使用せずに複数の構造体を接合して接合構造体およびマイクロ部品を作ることができる。

マイクロ流体チップのほか、ウェルチップ、マイクロ層間流体チップ、マイクロピラーチップの作製実績があり、顧客の目的・要望に応じて受託作製を行っている。

マイクロチップは理化学機器のほか、医療向け検査チップ(血液検査など)、各種検査用途での応用が期待されている。今回Medtec Japanに初出展し、医療機器やライフサイエンス分野での連携を探っていく。

■ Medtec Japan 2017ブース番号:1811

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