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脳波制御式の義肢を開発

脳波制御式の義肢を開発

スウェーデンのチャーマーズ技術大学(Chalmers University of Technology)の博士課程に学ぶ学生が、脳波制御式の義肢を開発した。従来の義肢を制御する電極は皮膚に配置されるが、この義肢の電極は神経と筋肉上に直接埋め込まれるため、現在の義肢とは異なっている。この義肢を開発したMax Ortiz Catalan氏によると、この技術によってより正確な制御が可能になるという。

従来の義肢は、切断された断端に取り付けられているソケットを使用して体に装着させているが、今回開発された義肢は、直接骨格に取り付けられる。本技術はペル・イングヴァール・ブローネマルク 博士によるオッセオインテグレーションを使用したチタンインプラントシステム(OPRA)に基づいている。1960年代にこの方法を開発したブローネマルク博士は、オッセオインテグレーションの父と呼ばれている。

本義肢は患者の脳信号を断端に伝達し、電極でこれをキャプチャすることにより、脳信号によって制御することができる。電極はチタンインプラントを使用することで信号を伝達する。「今冬の初運用がうまくいけば、患者が日常生活で使用するための“思考によって制御される義肢”を実現できる世界初の研究グループとなれるだろう」とCatalan氏は語る。

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