ノイズ低減を可能にする非侵襲型脳波計向けアナログ・フロントエンド

日本テキサス・インスツルメンツは、業界最小のノイズ特性を備え、非侵襲脳波モニタを実現する脳波計(EEG)向けに、新アナログ・フロントエンド (AFE)製品を発表した。

新製品の24ビット、8チャネル内蔵『ADS1299』は、入力換算ノイズを1μVp-p(typ)と従来製品より75%以上も低減できる脳波計向け同時サンプリングEEG AFE製品。本デバイスを32本の電極を持つ脳波計に使用した場合、基板実装面積を70%、BOMコストを40%削減できるという。

本製品は、頭部の外からの生体電位計測を行う医療機器の性能向上と同時に、基板実装面積、設計期間、コストの低減を実現している。脳波計による二波長指数(BIS)、大脳皮質、より高次の大脳活動で発生する誘発電位などのモニタに使用することで、脳の損傷、脳 梗塞、睡眠障害などの診断に役立つ。また、超高性能医療用診断機器、研究用ECG(心電計)にも使用できる。


<主な特長>

・基板実装面積とBOMコストを低減:
 -8個のローノイズ・プログラマブル・ゲイン・アンプ、8個の高分解能A/Dコンバータ、各種のテスト信号、バイアス・アンプ、発振回路、リファレンスを内蔵
 -32本の電極を使用する脳波計の場合、チャネル数が少なく、ノイズの低減のために外付け部品の追加を必要とする同等の脳波計向けAFEと比較して、基板実装面積とBOMコストの大幅な削減を実現

・入力換算ノイズが70Hzの帯域幅時に1μVp-pで、同相モード除去比も-120dBと同種の製品と比較し10dB良好なことから、大きな電磁妨害信号が存在する場合でも、頭部の外からの生体電位計測が可能

・機器の信頼性を向上:オプションの連続的なリード外れ検出機能により、電極の接続が切れた場合に、医療スタッフへの通知機能を提供

・ ピン互換性により設計コストと開発時間を低減:4,6,8それぞれのチャネル内蔵製品など『ADS1298』ファミリーの製品とピン互換で、1種類のEEG/ECG向けデバイスを設計するだけで、全製品ラインナップのカバーが可能で、総合的な設計コストと開発期間を大幅に短縮

*特性表は、添付の関連資料PDFを参照下さい。

日本テキサス・インスツルメンツ

東京都新宿区

www.tij.co.jp

 

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