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和歌山県、ロボット型スーツやがん診断医療機器に補助金支給

和歌山県、ロボット型スーツやがん診断医療機器に補助金支給

和歌山県は、がん診断医療機器や介護用アシストスーツなどの開発に取り組む県内4企業に、総額2億円の補助金の支給を決めた。

同県が平成22年4月に策定した「和歌山県産業技術基本計画」に基づき県内企業が有する技術を活用して取り組む「先駆的産業技術研究開発支援事業」には6件の申請があり、その中から4件を採択した。

採択事業は、

  1. NKワークス株式会社によるマルチバイオマーカー測定器の研究開発
  2. 新中村化学工業株式会社によるインフルエンザウイルス捕捉物質の効率的合成方法の開発
  3. 妙中パイル織物による高精細液晶パネル用ラビングクロスの開発
  4. ヒカリ技研株式会社による一般産業関連の運搬・物流向けパワーアシストスーツの開発

の4件。

和歌山市が本社のNKワークスは、従来とは違った手法で、ガンや生活習慣病などの疾病の診断を短時間で行える小型の免疫血清検査(体内の各種タンパク質量を測定)機器の開発をめざす。また同じ和歌山市のヒカリ技研では、腰や背中にバッテリーや本体を装着し動作支援を行う「着るロボット」の開発をめざす。軽量化・低コスト化を図り、肉体的疲労の軽減や毛座の予防に資する実用的な機器を開発することで、介護用アシストスーツの開発による介護負担の軽減が期待される。

補助対象期間は最長3年。1件につき補助金は最高2千万円で、補助率は補助対象経費の2/3までとしている。

また、県産業の高度化を図る和歌山県では、本事業として今年度2回目の公募を2012年7月30日(月)から9月18日(火)までの間、実施している。

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