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欧州委員会、日欧FTA交渉開始を加盟国に要請;EDMA、Eucomedが後押しを表明

欧州委員会、日欧FTA交渉開始を加盟国に要請;EDMA、Eucomedが後押しを表明

欧州のIVD業界団体であるEDMA(欧州分析機器製造業協会連合会)と医療機器メーカー同盟のEucomed(欧州医療機器産業連合会)は、欧州委員会による「日−EUの自由貿易協定(FTA)」交渉開始にむけて技術面で後押しすることを表明した。日欧がFTAを締結することになれば、日本のデバイスラグやデバイスギャップの解消につながり、現在国内では使用できない欧州のさまざまな医療技術が日本市場でも利用できるようになるなど業界内では期待が高まっている。

欧州委員会は先月(2012年7月)に日本とのFTAに向けて交渉開始することを加盟国に正式に要請することを決めた。今後、交渉の指針案はEU閣僚理事会に提出され、交渉開始の権限を付与された委員会で議論されることになる。

長年、EDMAとEucomedは、在日欧州(連合)商工会議所や国内の医療機器産業関連の団体とともに、欧州委員会および日本政府に対し、欧州で市販されている安全かつ高品質の医療機器を日本にもタイムリーに導入できるようにロビー活動を行ってきている。両連合会プレスリリース(英文)で、日欧間の幅広い経済関係の強化は、「規制や臨床実験を収斂し、国際規格の広範利用を促進するだけでなく、コンプライアンス上の不必要な負担の軽減にもつながる」とFTAのメリットを強調しており、交渉開始にむけて技術面で必要な支援をしていくと表明した。

EMDAは現在、ヨーロッパ22ヶ国からの連合会からなり、IVD製品の研究・開発・製造・販売に従事する43の主要企業から編成されており、関連 団体を含むと欧州全域の500を越える企業で設立されている。Eucomedは、欧州各国および汎ヨーロッパにおける22,500の医療機器に関する設計者・製造業者・サプライヤーを代表する連合会。

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