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長期使用のための人工股関節を開発

長期使用のための人工股関節を開発

フラウンホーファーIPA(生産技術・オートメーション研究所)は、骨同様の弾性率をもつ全非金属人工股関節とその手術用ツールを開発した。

人工股関節の臼蓋側には炭素繊維強化PEEK樹脂、大腿骨頭にはセラミック、さらに骨との境界面にはヒドロキシアパタイトを使用し、骨細胞と人工関節表面構造と融合させた。

 

「これら新しい材料の融合により、PEEK製の寛骨臼から骨盤骨への力の伝達が自然に形成され、金属イオンなどは一切放出されない」(フランフォーファIPAエンジニアJasmin Hipp氏)という。

本研究は、企業・研究機関・大学など10団体による共同プロジェクト。フランフォーファIPAはプロジェクトパートナーの一員で、他のパートナーは米Aurora Medical社、スイスの溶射関連をビジネスとするMedicoat社、英Hunt Developments社、伊Ala Ortho社、独CeramTec社、英Invibio社、欧州研究機関のBiomatech、スウェーデンのヨーテボリ大学、英サウサンプトン大学

本研究チームは、骨細胞と人工関節表面構造と融合の他にも、手術時の位置決め、調整、除去などを簡易かつ最適に行うための使い捨てのコレット型のピンを用いたサイズ測定ツールも開発した。

 

 

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