医療機器の小型化、ネットワーク化に貢献

村田製作所は、2012年4月18日〜19日にパシフィコ横浜で開催されたMEDTEC Japan 2012で、医療機器の「小型化」「ネットワーク化」をキーワードに、医療用途向けの製品を多数展示した。

同社は、通信機器、コンピュータやAV機器などのエレクトロニクス分野で数多く使用されてきたセラミックコンデンサやノイズ対策部品、センサ技術、通信技術などを医療・ヘルスケアに融合させ、積極的に事業展開を進めている。

「小型化」の例としては、小型医療機器、バイオ分析装置などにおける空気や特定ガスの吐出、吸引、循環用途に小型の送風デバイスであるマイクロブロアや微量液体送液システム向けへの展開を期待した超薄型の液体マイクロポンプを展示。いずれも圧電素子を利用することで、超薄型・低消費電力化を実現しており、今回のMEDTEC Japan 2012では、それぞれの利用シーンを想定したデモも行った。

また、「ネットワーク化」としては、健康管理のネットワーク化を可能にするBluetooth SMARTモジュールやWi-Fiモジュールを紹介。Bluetooth SMARTモジュールは、体重計・血圧計・体温計・腕時計などの健康管理機器をスマートフォンやタブレットPCなどにネットワーク対応させることで、「ネットワーク対応健康管理機器」の開発をサポートできる。 一方、Wi-FiモジュールはWi-Fi機能とアプリケーション機能をまとめ、より簡単にWi-Fi搭載を実現している。通信制御を顧客の製品で行うタイプ、通信制御をWi-Fiモジュールで行うタイプ、全ての制御をWi-Fiモジュールで行うなど、さまざまな用途に応用したオールインワンWi-Fiモジュールについても詳しい紹介がされ、参加者の注目を集めた。

この他、医療機器の個品管理やヒューマンエラー対策に貢献できるマジックストラップ(世界最小UHF RFIDタグ)、豊富なバリエーションで各種機器のマイコン用基準クロックに最適な発振子、さまざまな微量物質を簡便(ラベルフリー)検出できる金属メッシュデバイス(参考品)など、医療機器に貢献できる製品を多数展示。

医療機器とエレクトロニクスのさらなる融合「Healthcare & Electronics」をめざしている同社は、センサと通信モジュールを組み合わせ、これにソフトウエアも含めて、新しい医療・ヘルスケア分野でも顧客のニーズを満たすソリューションを提供している。

 

株式会社村田製作所

京都府長岡京市

www.murata.co.jp

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