ASTI、医療用マイクロニードル試作品を開発

 

垂直穿刺方式(48 本 2.5×2mmピッチ)外形22×21×7.5mm

ASTI株式会社と浜松医科大学が共同で、先端が10マイクロメートル以下の注射針の試作品を開発した。「微細加工技術」と「射出成型技術」を融合して、皮下注射の際に痛みを伴わない「マイクロニードル」を実現している。

高強度かつ生分解性(易廃棄性)のPGA樹脂を採用しており、皮膚の浅い層に穿刺することで、痛みを伴わないだけでなく、注射針の本数を増やすことで薬の効果も発揮できる仕組みになっている。量産にも対応可能で、予防接種のワクチン投与や糖尿病のインスリン注射への利用を想定している。

拡大比較写真: マイクロニードルの流路断面(左上)と通常注射針ー27G:外形0.4mm 穴径0.22mm(右下)

「マイクロニードル」は、普通の注射針と同様に薬液を送ることも可能で、ニードル本数や穿刺深さを可変できる針部分とホルダー部の分離構造になっている。目的に応じた穿刺方法(垂直穿刺方式/斜め穿刺方式)も提案できる。

来年(2012年)1月下旬から技術評価用サンプルを出荷し、用途開拓を本格化する。

 

ASTI株式会社

静岡県浜松市

www.asti.co.jp/index.html

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