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動脈瘤を自宅でモニターできる日も近い?

動脈瘤を自宅でモニターできる日も近い?

脳動脈瘤塞栓用コイル(写真提供:ブリティッシュコロンビア大学Ken Takahata氏、A.R. Mohammad氏)

カナダのブリティッシュコロンビア大学の研究者らが、携帯RF読取り機を使って、脳動脈瘤患者が、自宅で動脈瘤をモニターできる装置を開発した。研究成果はBiosensors and Bioelectronics誌の次号で発表される。

脳動脈瘤は血管に発生する疾患である動脈瘤が脳血管で発生するもの。脳の動脈の弱い壁でできた部分が膨れて動脈瘤というコブができた状態になる。これが破裂するとクモ膜下出血などを引き起こし、脳に障害や死にいたらしむこともあるため、医師はプラチナ製コイルで作製した塞栓を埋め込み(コイル塞栓術)、再出血による血腫の増大を防ぐ。ただ、詰めたコイルの状態をモニターするのは非常に困難で、CTスキャン、MRAやX線などをかける必要がある。

そのため、自宅でコイルをモニターできるようになれば、いちいちチェックのために出かけなくてよくなるだけでなく、放射線被曝を受けずにすむことになる。

今回、研究者らは、プラチナ・インプラントをアンテナとして利用し、ワイヤレスで血液レベルを測ることに成功した。2-3年後の製品化をめざしている。ブリティッシュコロンビア大学がリリースで発表した。

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