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低出力レーザー治療で心臓の瘢痕化を予防

低出力レーザー治療で心臓の瘢痕化を予防

骨髄幹細胞を使って低出力レーザー治療をおこなえば、心臓発作による瘢痕化を防ぐことができるかもしれない。テルアビブ大学ライフサイエンス学部のGeorge S.Wise Faculty教授と動物学科のUriOron教授が開発した非侵襲治療を、虚血性イベント発生の数時間後に適用すれば、最大80%の確率で瘢痕化を減少できると、Lasers in Surgery and Medicineに発表。近くこの革新的メソッドの臨床試験が行われる予定だ。

心臓にはいくつかの幹細胞が含まれているが、心臓発作による損傷を治癒する能力は限られている、とオロン教授。回復を促進するためのこれまで試みられていたのは、骨髄からの幹細胞を取り入れる方法。出力が低いレーザー光線(“輝く(Shining)”として知られているプロセス)に幹細胞を露出さえ、心筋に挿入するやり方だった。 “輝き”の手法を利用すると、細胞が刺激され、それらの効果が高められるというもの。

今回開発された新しいプロセスは、骨髄にレーザを非侵襲に照らすことで、治療をより簡素化した。その結果、細胞は活発化され、血流を介して駆け巡り、「心臓の損傷警告」を察知し対処することができるという。

本研究の詳しい内容は、American Friends of Tel Aviv University(英文)で閲覧できる。

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